こんにちはテンストです。
アトピーのあるあるとして
『熱湯シャワー・ドライヤーの熱風を患部に当てると気持ちいいし、かゆみも軽減する。』というような経験をしたことがある人も多いと思います。
管理人も以前は当たり前のように熱湯シャワーやドライヤーの熱風を患部に当ててかゆみに耐えていました。
たぶん皆さんも同じで心の中では『アトピーに悪いんだろうな~』と分かっててもやめられない状態だと思います。
今回は熱湯シャワーにスポットを当てて
『熱湯シャワーの危険性』
『管理人のシャワーの使い方(時間・温度など)』
『シャワー改造』
について書いていきます。
《熱湯シャワー》肌の悪化
アトピーの患部は傷ついていて皮膚も薄くなっているため、水だけでも刺激が起こりやすくなっています。
そこに熱い熱湯シャワーをかけるというのは想像しただけでも恐ろしく,アトピーの悪化は必然だと思います。
ここでは肌や体ににどんなダメージがあるのかについて書いていきます。
ヤケド
自宅で普通にシャワーを浴びている分にはヤケドをすることはないでしょう。
熱い!、と感覚で分かるので普通はすぐに温度を下げて調整すると思います。
ただ、かゆい患部に熱湯を当てていると痛気持ちいい、という「痛い+かゆい」が混ざって『熱い!という感覚がやわらいでしまいます。』
自分が気づかないうちに皮膚が軽いヤケド状態になっている場合もあるので注意が必要です。
皮膚の乾燥
アトピー患者にとって皮膚の乾燥というのは大きな問題です。
熱湯を皮膚にかけることによって皮脂が溶けて洗い流されてしまいます。
更に気持ちいいからと長時間同じ箇所に当てることでバリア機能もどんどん低下していき乾燥していってしまいます。
『元々バリア機能が弱っているところに更に追い打ちをかけることになります。』より肌の修復に時間が掛かってしまうということです。
アトピーの場合は、汗がかきにくい体質の人も多いので、なるべく乾燥には気をつけたいです。
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《危険性》感覚・麻痺・依存性
熱湯シャワーは肌の悪化だけでなく、『気持ちいい・快感』という中毒にも似た依存性があるのでそちらにも注意が必要です。
何故かゆみが収まるのか?
熱湯を炎症している患部に当てるとその間はどうして痒みがマシになっているのか?
人間の感覚には優先順位があり「熱い・冷たい・痛み」などはかゆみより優先順位が高いみたいです。
これから考えると『熱湯シャワーは熱い・痛いなどが優先されていて一時的にかゆみが抑えられている、』というのも関係があると思います。
一時的にかゆみを抑えるなら、刺激の少ない『保冷剤で冷やす』などがおすすめだと思います。
よくよく考えると「優先順位で(熱い・冷たい・痛み・かゆみ)が変わってくるというのは恐ろしいことだと思います。」
管理人
感覚が麻痺していて危険
かゆい患部だから長時間、熱湯を当てられますが、かゆみもなく炎症も起きていない普通の皮膚のところに同じ温度の熱湯を当て続けているのはとても無理だと思います。
このことから分かるように、熱い熱湯でも炎症している幹部は「感覚が麻痺しているので皮膚のダメージがまるで感じられない状態になっています。」
管理人
気づかないうちに皮膚が傷やヤケドを負ってしまうということです。
「気持ちいい」という依存性
管理人もそうでしたがあまりの快感のため、シャワーのたびに熱湯を当てるのがクセになる危険性があります。
『これ肌にはヤバイんだろうな~?』とは分かっていても依存性がありなかなかやめられません。
対策としては
・シャワーの温度を上げない
・強い思いで断ち切る
ぐらいしかないと思います。
管理人は、肌の悪化>快感となったので何とか抜け出すことができました。
管理人のシャワーの使い方
一応アトピー肌を治したいのでシャワーの使い方には人一倍気をつけています。
ここでは普段から管理人が、シャワーを使う際に気をつけている項目を書き出していきます。
浴びる時間
バリア機能のない肌にとっては水も刺激になってしまうので『できるだけ短い時間でシャワーを終えるように心がけています。』
時間がかかると皮膚もふやけてかさぶたや角質が剥がれやすくなってしまうのでかなり注意しています。
水圧
水圧も重要になってきます。
水圧が高すぎる:刺激も強く、かさぶた・角質が取れてしまう
水圧が低すぎる:洗い流しに時間が掛かってしまう、すすぎ残しが出る
なので↑の2つの中間ぐらいの水圧に毎回調整しています。
シャワーの温度
アトピーということもありシャワーの温度には気をつけています。
温度にして大体30~32℃ぐらいだと思います。
『冷たくはなく、ちょっとあったかい程度です。』
このぐらいの温度が「温かい刺激・冷たい刺激」が少ない気がします。
注意:この温度は管理人のベストな温度というだけで間違っている可能性もあるので参考程度にしてください。 |
温度調節ができないので「シャワーを改造した」
何でシャワーの正確な温度が分からないかというと、シャワーを改造してしまったからです。(笑い話じゃないですよ。)
というのも
『管理人の家の風呂のシャワーは1番低い温度でも37℃からしか設定できません。』
たぶんこういうマンションやアパートは多いと思います。
なのでホームセンターで(シャワーのホース・水道のホース・ホースジョイント・ホースバンド×2)を買ってきて家のシャワーと連結させました。
注意:シャワーのホースは現在使っているもの+もう1本必要なので合計2本いります。 |
2つのホースをひとつにするホースジョイントにはこれを使いました↓
この改造で『シャワーの熱湯』に自分の好きな量の『水道の水』を混ぜで出すことができるようになったのでいくらでも好きな温度に調節できるようになりました。
汚い絵ですいませんがこんなイメージです。▼
少々手間はかかりますが『37℃までしか温度が下げられない、もっと冷たい温度がいい』という人は今回のような改造をすれば自分の好きな温度に調整できるシャワーが作れます。
塩素除去
塩素除去は健康な肌の人にはそこまで気にしなくていいと思います。
管理人
塩素は水道水の殺菌目的なので重要ですが、『残留塩素が肌を痛めバリア機能を弱くしてしまう』ということがあるので管理人は塩素を除去しています。
使用しているのは三菱ケミカル・クリンスイ 浄水シャワー シャワーヘッドです。
安く済ませるためコスパ・口コミがいい「三菱ケミカル・クリンスイ」を現在は使用しています。
使っていて便利なのは、『浄水(塩素除去)と原水(元の水道水)がスイッチで切り替え可能』なので家族で1人しかクリンスイを使わない場合、かなりのカートリッジ節約になります。
現状はこれが1番ですが他にも機能・コスパがいいシャワーヘッドがあったら何でもいいので教えてくれると嬉しいです。
先程も書きましたが肌荒れがない人は塩素除去までする必要はないと思います。
シャワー「熱湯・気持ちい」まとめ
・ヤケド
・肌の乾燥
・依存性
この3つを考えると体や肌の為に熱湯シャワーを習慣化してしまうのはよくないです。
熱湯シャワーは浴びている間は全く気づかないですが、知らない内に「肌・皮膚」にかなりのダメージを与えていることになります。
管理人
ドライヤーも(ヤケド・乾燥・依存性・広範囲)ということを考えると全く同じなので注意が必要です。
かゆみも抑えられ、気持ちもいいのでやめにくいとは思いますが、「肌に悪いんだ!」とイメージして1度その悪い習慣から抜け出してしまえばその後は自然と頭でも考えなくなっています。
管理人
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