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アトピー肌をマキロンで消毒・殺菌して(よかったこと・悪かったこと)

こんにちはテンストです。

今回は炎症している肌をマキロンで消毒・殺菌して(いいのか・悪いのか)でについて自分の体験談を元に話していこうと思います。

まず最初は消毒の前に私達の肌の上で菌がどういった状態になっているのかを見てみましょう。

注意
今日書く内容は私個人の体験談と考察なのでこういう例があるんだと参考程度に聞いてもらえればと思います。

荒れた肌に消毒を使ってみてどうなったのか?

ここからは私の体験談になります。

人によってはぜんぜん違う結果になるかもしれないので参考程度にお願いします。

 消毒をしてよかったこと

1,かゆみが少しマシに
当然ながら患部が炎症を起こしていてかなり痒いので消毒をすると塗り始めてしばらくは痒みが和らぎます。

私の場合は全部痒いところを消毒すると危険と思い消毒していたのは肘の内側首筋の比較的蒸れやすく一般的にアトピーで悪化しやすい部位です。

2,ジュクジュクした幹部の乾燥
ジュクジュクしていた患部が少し乾燥して浸出液が抑えられることです。

このような状態になった人はわかると思うんですがこのジュクジュクして肌から水が出てる感じがもうどうしようもない不快感で気持ち悪くて仕方ない状態です。
これが少し落ち着くだけで精神的には楽になります

 

消毒をして悪かったところ

1,毎日使うと乾燥しすぎる
先程の「良かったこと」に書いたことなんですが乾燥してジュクジュクが抑えられていいんですが何日も同じところに使っていると外がバリバリして乾燥して別の痒みが襲ってきます。 運良く治っても同じところが再発しやすかったです。
2,ちゃんとした肌になりにくい
消毒を続けていた患部はツルッとした肌になかなかなりませんでした。

菌のバランスの問題だと思いますが消毒するとそこの場所の菌がいなくなってしまうので菌のバランスが不安定になってちゃんとした肌ができないんだと思います。

それに消毒すると都合よく黄色ブドウ球菌だけ消えてくれるわけじゃないので表皮ブドウ球菌や日和見菌も消えて良くないでしょう。

3,肌に対する刺激が強い
消毒は基本掻き壊したところに使っていたので付けると刺激が強いです。ビリビリしたり場所によっては激痛のような痛みもありとても肌にいいとはいえません。

 

 最終的な考え

私的な考えではやはり一番いいのは「消毒を使わないで治すことです。」

痒くなるたびに消毒していると正直キリがないです。

どういうことかというと、消毒すると菌が一掃されバランスが悪くなり一時的に良くなっても悪化する度に消毒を使い続けるという負の連鎖に陥ります。

自分で弱酸性に保つ表皮ブドウ球菌もいないため少しの炎症でも自分の力で戻せないのでずーと消毒に頼ってしまうからです。

だけど消毒が悪いわけではありません。

私の場合本当にどうしようもない時やジュクジュクがすごいときだけ何日か使って、それ以降使わないようにしてます。それとなるべく患部以外にかからないように気をつけてます。

一時的に使うには問題はないと思います。ただ痒いときついので薬でも消毒でもそうですが知らない間に依存して使っている人は多いと思います。

最終的には時と場合によるということでしょうか?なるべく使わないようにして本当にどうしようもないときにだけ使うといった感じです。

肌が浸出液だらけで止まらない場合は状況が違うと思うのでその場合は病院で薬をもらったほうがいいと思います。 

知っておきたい皮膚の細菌と働き

アトピーや肌荒れの原因や要因になっているのが皮膚の常在菌です。 皮膚には様々な菌がいるのでアトピーや肌荒れ改善にはこの常在菌のバランスが大事になってきます。

 悪さをする黄色ブドウ球菌

肌に悪さをする悪玉菌の代表が「黄色ブドウ球菌」で、この黄色ブドウ球菌が肌の痒みになるアレルゲンの元を出します。

更に悪玉菌はアルカリ性の環境を好みます。なので肌を掻き壊していたり、ジュクジュクな状態でアルカリ性に肌が傾いていると黄色ブドウ球菌が住みやすい環境になっていってしまいます。

健康な肌の人にもこの黄色ブドウ球菌は住み着いていますが「健康な肌であると弱酸性に保たれていて悪さしにくい環境になっているので菌と上手く共存しています。

 肌にいい表皮ブドウ球菌

肌にいいことをしてくれる善玉菌の代表が「表皮ブドウ球菌」です。 この菌は汗や皮脂等を餌にしてグリセリンと脂肪酸を作ってくれます。

グリセリンは肌に潤いを与えて肌のバリヤ機能を保ち ます。
脂肪酸は弱酸性に肌を保ってくれます。

そして黄色ブドウ球菌を退治する抗菌ペプチドを作ってくれます。

この効果によって肌には潤いが保て、そして肌が弱酸性になることによって黄色ブドウ球菌の繁殖が防げます。

 敵にも味方にもなる日和見菌

この菌は肌の状態で「良い菌にも悪い菌にもなります。」 例えば肌を掻き壊してしまって黄色ブドウ球菌が増えてしまっているところには黄色ブドウ球菌の味方をしてしまいます。

このように聞くと勢力の強い方につく数が少ない菌なんだな~と思いますが実は日和見菌が一番数が多いんです。

全体の菌の約70%を占めています。

「菌の働き」まとめ
肌にとって常在菌とはとても大切なものです。

ただ、皮膚の状態によって常在菌は良くも悪くも働くのでバランスを保つのが非常に難しいです。

1番は善玉菌である「表皮ブドウ球菌」が優勢に働けるような皮膚の状態を保つことが理想だと思います。

 

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