こんにちはアトピー改善中のテンストです。
アトピーの治療方法には
・ステロイド
・ステロイド以外の薬
・保湿
・殺菌
など人によって様々な治し方があります。
ただ、この記事を見ているということは『上記の治療法はすでに試したよ!』という人も多いと思います。
管理人
最終的どうしようもなくなり『脱ステ・脱保湿』を開始しました。
今回は
「脱ステ・脱保湿をしての肌の変化」
「失敗談・注意点」
について体験談をブログに書いていきます。
注意:『管理人の場合は脱保湿+脱ステも同時に行いました。なので脱保湿だけをした人とは多少経過が違うと思います』
簡単な管理人のアトピー経緯
管理人が脱ステ・脱保湿に至るまでの経過を簡単に書いていきます。
小さい頃から重度ではないもののアトピーがありました。
管理人
ただ20歳をすぎたあたりから年々アトピーが(顔➡首➡体)と醜くなってきてとうとう仕事もやめ家に引きこもるようになりました。
引きこもってからはアトピー悪化の速度もすごくステロイド・保湿剤を昔よりも大量に使うように。
とくに保湿依存が異常で、全身を『化粧水➡乳液➡クリーム』の順で塗りたくっていました。
管理人
脱保湿・脱ステ後の肌の変化
このブログでは以前にも書いていますが、「脱ステ・脱保湿を行うとアトピーがかなりひどい状態になります」なので気軽にやってみようという考えでは絶対にやらないほうがいいです。
管理人
リバウンドも人によって回数や(強い・弱い)が全然違うのでひとつの例だと思って下さい。「ちなみに管理人のリバウンドのレベルはかなり重度のほうだと思います。」
もし「脱保湿・脱ステ」を行う場合は独断でやらず皮膚科に相談しましょう。
脱ステを推奨している皮膚科はネットで探せば出てきます。
特に最初の頃は浸出液だらけになり、感染症にも掛かりやすくなったりするので定期的な診察が必要です。
時には抗生物質が必要になることもあると思います。
管理人が通っているのは東京の大泉学園駅の近くにある藤澤皮膚科です。
脱ステのリバウンド中、大泉学園の藤沢皮膚科に行ってよかったですで記事にしています。
①近くに脱ステに理解のある病院や皮膚科が無い
②どうしても家族の助けが期待できない
などの場合は入院して治すというのも有りだと思います。
脱ステで有名な佐藤健二先生がいる『阪南中央病院』という所があります。
「脱ステ・脱保湿」
始めた当初(1~6ヶ月あたり)
管理人の場合はリバウンドが重く、始めた当初は全身ゾンビの浸出液だらけで、熱や寒気も止まらず、「しばらくは寝たきりの辛い状態でした。」いわゆる汁期という段階です。
例えると、アトピーレベルが一気に「1→100」になったぐらい症状が違いました。
管理人
とくに顔の症状がひどく、顔全部が浸出液で固まってしまい口は開けられず目も手で開けないと行けない状態でした。
1日中痛みとかゆみに耐えている状態です。
あまりに浸出液がひどかったので全身をタオルやガーゼで包んで乾かしていました。それでも1日何回もタオルやガーゼを取り替えていました。
管理人
このブログを続けていっていつかその当時の写真を載せてもいいや、と思えるようになったら公開しようと思います。
『この時期は本当に辛いので(脱ステ・脱保湿)をしている人のブログを見まくって勇気をもらっていました。』
補足:この時期に髪の毛や眉毛がかなり抜け落ちて、また生えてくるのか心配になったんですが,管理人の場合はまた生えてきてくれました。 |
管理人の経験から脱ステをする前に必要な準備や失敗・後悔を細かくまとめました↓
脱ステ中の失敗『これをしておけばよかった』激しいリバウンド期間の後悔
「脱ステ・脱保湿」半年~1年間
そんな辛い状態が4~6ヶ月ぐらい続いた当たりから少しずつ肌のジュクジュクが乾燥してくる部位が出てき始めました。
これまでは浸出液と炎症で肌が乾くことがなかったので1つ前進した感じです。
管理人
1年経つ頃になると体の赤みや炎症は大分引いてきて乾燥状態になり浸出液は一部分を除いては止まっていました。皮むけやかさぶたが目立ちます。
この時期あたりから自宅サウナも同時に始めました。↓
「スマーティ」汗でアトピー肌をぶっ飛ばす!自宅でのサウナ効果レビュー!(体験談)脱ステ・脱保湿をしてからは『肌は乾燥してから強くなる』ということをすごく実感しています。
管理人
ただ全身が色素沈着で紫色になってしまってどうしたら良いんだろう、と悩んでいたのを覚えています。
困ったのが(顔・首・頭皮)の炎症は相変わらずひどい状態ということです。
脱保湿をしていたんですがあまりの症状の酷さに
・亜鉛華軟膏(サトウザルベ)
・紫雲膏(しうんこう)
・太乙膏(たいつこう)
などは部分的に短期間使ったりしていました。
1年目以降
基本は「少し良くなってまた悪化の繰り返しです。」
ただ、ある程度の期間が経つと『少し良くなってまた悪化の上下の幅が縮まってきます。』
簡単にいうと、肌が少しづつ安定していくような状態です。
管理人
もっと具体的に言うと、年々皮膚がしっかりしてきて少しづつ刺激に強くなってくるイメージです。感覚としては『ゆっくりでも少しづつ前進してる』みたいな感じです。
この頃になると体温調節もできるようになってきて(熱・寒気・悪寒)みたいなものが段々なくなってきました。
安定してくるとは書いたのですが年に数回はとんでもない悪化(リバウンド)に見舞われました。
酷いときには『これまた最初の状態まで戻っちゃったよ』と何度泣いたか分かりません。
pointoとしてこの『これまた最初の状態まで戻っちゃったよ』という状態になっても脱保湿・脱ステを始めた当初より明らかに治りが早いので安心して下さい。
現在の症状(炎症・かゆみ・湿疹)
今現在は「体に関してはかなり丈夫になってきて、湿疹が少しできたりするぐらいで軽めのアトピーに落ち着いています。」
服や布団の擦れによる刺激にも強くなりました。季節の変わり目の(手の甲・手の内側)の湿疹も年々出にくくなってきています。
管理人
蕁麻疹も以前はよく出ていたんですが最近はたまーに出るぐらいになりました。
ただ困ったのが管理人の現状として「顔・首のアトピー」がいまだにすごいことです。
例えると、アトピーと脂漏性皮膚炎が混ざったような状態です。
よく脱ステの最終段階でニキビが出るみたいのを見るので管理人のような状態の人も多いのかもしれません。
これを治そうと日々奮闘しています。
先程書いていた全身の色素沈着ですが、やはりなかなか消えるものではありません。
管理人も『どうしよう、消えないとやばいな~』と悩んでいました。
ですが消えないものではなく、イメージとしては年々薄くなってきます。
完全に消えるまでは長いと思いますが、管理人の例でいうと『一年も経たないうちに周りの肌と段々馴染んできていつの間にか色素沈着のことは頭で考えないようになっていました。』
なので『時間が経てば色素沈着は勝手に消えるんだ、』とわかっていれば気が楽だとおもいます。
まとめ:皮膚はリバウンドの経過を重ねて強くなる
思い返してみると始めた当初は本当によく耐えたなと思います。毎日が分からないことばかりで恐怖と不安だらけでした。
この記事を見ている人の中にも『本当によくなるのかなぁ~』と疑問に思っている人も多いと思います。
1つ絶対に言えるのは『脱保湿・脱ステを続ければ必ずアトピー(肌・皮膚)はよくなる』ということです。
管理人
とくに『家族の応援や賛成がある』『仕事を休める・まとまった休みが取れる』などこういった条件をクリアしないと長く続けるのは経験上は難しい気がします。
体がひどい状態になるのを体験しているので、管理人としては(脱ステ・脱保湿)を勧めたりはしません。
ですが
「ステロイドも効かない」
「保湿で肌が荒れる」
など、もうどうしようもない状態だと言う人には有効な手段だと管理人は思います。
今回の記事が脱ステ・脱保湿を
『これから始めようとしている』
『もうすでに始めている』
という人の参考に少しでもなってくれたら嬉しいです。
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