2018年6月28日(木)ヒルナンデスにて
医学博士の梅舟仰胤先生が『夏の糖質バテとヨーグルト対策』という内容を紹介されていました。
暑い時期だと『体がダルイ・食欲がない・冷たいものしか飲みたくない』という人も多いと思います。
あまり聞き慣れない糖質バテですが放おっておくと怖い症状に進展する可能性もあるようです。
なので今回は
『糖質バテとは?原因は?』
『ヨーグルトで何故予防できるのか?』
『ヨーグルトの効果的な食べ方』
この3つについて詳しく書いていきます。
糖質バテとは?主な原因は?
糖質バテと聞くと名前の通り『糖質が不足してるのかな~?』と連想してしまいますが実は、
『糖質の摂りすぎで起きてしまう症状』のことなんです。
とくに、ご飯・パン・パスタなど糖質量の多い食事を摂りすぎて『血糖値の急上昇を繰り返す』これが1番危険なパターンになります。
糖質バテという名前からすると、一見大したことがなさそうと思いがちですが、そのままにしておくと病気などに繋がる危険性があるようです。
↑の図で見るとわかりますが、最初は軽い症状から始まり徐々に重い症状に変化していくようです。
特に「糖尿病や心筋梗塞」はなってからでは遅いので、いかに食事内容を見直して血糖値の急上昇を抑えるかがpointになります。
知っておこう!夏の習慣『潜在リスクチェック』
- 温かい麺類だけで食事を終える事が多い
- 食後に甘いものをよく食べる
- 食後は基本、体を動かさない
- 食後に何度も眠くなる
- 寝苦しく睡眠不足だ
↑の項目に1つでも当てはまると糖質バテの可能性があるようです。
まあ、夏なんかは最低1~2個は絶対に当てはまってしまうと思います。
割合としては、10人に1人は糖質バテの可能性があるようです。
・体型:関係なし
・年齢:関係なし
・季節:夏
体型と年齢については想像と違って全く関係ないようです。
夏になりやすい理由としては『食欲や体力が落ちて、食べやすい糖質の多い食事に偏るから』ということのようです。
夏にサラダなどおかずを食べずにラーメン・うどんだけで済ましてしまうという人も多いと思います。
では、実際にどういった対策をすれば良いのかというとヨーグルトがpointになってきます。
ヨーグルトの効果と食べ方
ヨーグルトの効果 乳酸:消化を遅らせ糖の吸収を抑える タンパク質:腸管ホルモン分泌を後押し |
この2つの効果によって血糖値の急上昇を防いでくれます。
ただ、ヨーグルトで糖質をコントロールすると言っても『ヨーグルトの種類・食べるタイミング』によって効果も変わってくるので、1番ベストな食べ方を紹介していきます。
「便秘・病気やがん予防」でヨーグルトを食べる場合は食べ方・レシピがまた違ってきます。▼
ヨーグルトファーストで糖質バテ予防!
まず、糖質バテ改善には血糖値の急上昇を抑えなくてはいけないので種類としては『無糖のヨーグルト』が前提となります。
また、ヨーグルトは食前・食後の食べるタイミングによって効果が違うようです。
食前 | 糖質バテを抑え、病気から体を守る |
食後 | 美肌効果や風邪予防の効果 |
糖質バテを予防したい場合は食前に無糖のヨーグルトを食べるというのが1番効果的なようです。
実験結果として
Aご飯だけの食事
Bヨーグルト後にご飯の食事
↑図で分かる通り、AとBで食後の血糖値を計測するとBは急激な血糖値の上昇を抑えられ、45分後には血糖値の数値に36%の開きが出たようです。
これは、ご飯の前にサラダを食べると血糖値が抑えられるという『ベジタブルファースト』とよく似ています。
似ていますが、『ヨーグルトファースト』のほうが血糖値の戻りが早く優秀なようです。
食べ方1つで変化する効果・効能!
ヨーグルトは「種類・食べ方・レシピ」によって効能・効果も変わってくるので、その時の体調に合わせてイロイロ変えていくのがベストのようです。
乳酸菌の摂り方1つ見ても
『ヨーグルトやサプリで本格的に摂る』
『お菓子で手軽に摂る』
などいろんな方法があるので健康を意識して常に臨機応変に対応していくのが1番いいようです。
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